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真理通信

  第113号 令和5年(2023年)12月1日発行

学ばんとする人こそ  この地をのりこえ

またこの死の世界と  神々をもつ世界とをのりこゆ

学ばんとする人こそ  かの巧みなる職人(ひと)の

華(はな)をつみ集むるごとく

善く説(と)かれたるこの法句を

つみ集め得ん
            (法句経 45 )


新・法句経講義 70 ◇

 <※ 「新・法句経講義」は、巻頭ページ掲載の法句経について解説しています。>

 コロナ感染も落ち着いてきて、学校の授業も通常のかたちに戻ってきているようです。学ぶというと、学校での学びを思い出しますが、そればかりが学びではありません。新聞を読んだり、テレビを見たり、インターネットを見ても、学びはあふれています。
 最近、インターネットの「授業」のような番組を見ていて、こんなに分かりやすく講義してくれたら、学校時代、もっと理解できたのにと思うことがしばしばあります。(ボンヤリと授業に出ていた自分が悪いのかも知れませんが。)
 人生も晩節になって、若いころよく分からなかったことを、理解しておきたい知っておきたい、と思うようになりました。分からないまま、知らないまま終わりたくないという、変な欲求が出てきたようです。
 電車に乗ると、10人中8人がスマホを見ています。ほとんどがゲームか動画を見ていたり、ラインなどで会話しているようです。折角の時間、それを学びに役立ててくれたらな、と思います。
 最近、「なぜ学ぶのか」といった本が、何冊か出版されているようです。その結論は「人生を豊かにする」とか「幅をひろげる」とかいうもののようです。お釈迦様の結論は、「この生死の世界をのりこえる」ため、というのです。学びは、大きな世界の入口へのカギなのかも知れません。


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<修正会のご案内>

 元日の午後2時から、神田寺の会堂で「修正会」(しゅしょうえ)を行ないます。
新年の平安と幸せを祈念するこの行事に、是非ご参加下さい。初詣のお帰りに、秋葉原のお寺にお立ち寄り頂いて、新年の思いや願いを語り合いましょう。
 ※参加費なし。おみやげ、あります。

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<主管所感>
 祖父の講話を聴いて
                                               友松浩志
  祖父・圓諦上人の50回忌に、その講演録音を参会の皆さんに聴いて頂こうと思い、久しぶりに何本かの録音テープを聴いた。今時、カセット・テープなどほとんど使用されないが、案外よく音が残っていて、問題なく聴くことができた。
 さすがに、その語り口のうまさに感心した。昭和初期のラジオ放送で、爆発的な人気を獲得したというのも納得できる。現在行なわれるいろいろな講演と比較しても、けして見劣り(聴き劣り)しない、「面白い」話しを聴くことができる。
 この話術の才能は、残念ながら父にも私にも遺伝しなかった。祖父は、いつどんな方法でその才能を身につけたのだろう。いろいろ推測することはできるが、その原動力は多分コンプレックスにあったのだと思う。
 祖父が仏教経済学の学者になったのは、寺の子として「今度、いつオトムライがあるんだ」とからかわれ、イジメられ、寺のあり方、僧侶の生き方について真剣に勉強に励んだ結果であることは広く知られている。
 祖父は名古屋の出身である。それが9才のとき、跡取りのない東京の叔父の寺に引き取られ、養子になった。当然、言葉で苦労したはずである。「名古屋弁」丸出しの9才の子どもが、ベランメイ言葉の本場、東京・深川の町に放り込まれたら、何が起こるか。
 祖父は、コンプレックスを力に変える達人だったように思う。郷里の母に、何度も帰りたいと手紙を書いたという。その度になぐさめられ、励まされて、何とか踏みとどまり、自分の生き方を探っていった。
 今、イジメの問題が大きく取り上げられている。イジメやからかいは、人を傷つける。あってはならないことだ。でも、そこから道を探り出す人もいる。くやしさや涙で、次の時代を切りひらく人もいる。祖父の講話を聴いていて、その面白さの向こうに、ひとりの人間としての声が、少し聴こえたような気がした。

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仏教豆知識 89

    説 教

 「年をとると話が説教がましくなる」とか「上司から説教されちゃって」など、説教はあまり聞きたくないもののようです。でも、お坊さんにとって、説教は大切な仕事、一番しなくてはいけない仕事です。
 お釈迦さまや、開祖の教えなどを「説いて教える」のが説教ですが、その方法には様々なものがあります。伝統的な方法による「講釈」や、現代的な「法話」、実は落語や講談も、もとは説教から生まれたものです。神田寺の先々代、圓諦上人の法話も、聞いていて飽きない、弓|き込まれる、歴史に残る名法話でした。

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<令和6年  年回表>

             (没年)
  1 周 忌      令和 5年
  3 回 忌      令和 4年
  7 回 忌      平成30年
  13 回 忌     平成24年
  17 回 忌     平成20年
  23 回 忌     平成14年
  27 回 忌     平成10年

            (没年)
  33 回 忌     平成 4年
  37 回 忌     昭和63年
  43 回 忌     昭和57年
  47 回 忌     昭和53年
  50 回 忌     昭和50年
  70 回 忌     昭和30年
  100 回 忌     大正 14年


〇 土日に法要を希望される方が多いため、予約は電話でお早めにお願い致します。
   ・参加人数、塔婆をあげる方のお名前などは、1週間前までにお知らせ下さい。
   ・当日は位牌をご持参下さい。お寺に車2~3台駐車可能。タクシーも呼べます。

○西墓地別院での法要をご希望の方は、必ずその旨のお申し出をお願いします。
   ・東墓地の檀家の方でも、西墓地別院で法要を行なうことが出来ます。
   ・なお、他の法要との関係で、実施できない場合もありますのでご了承下さい。

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◆ 暑い夏を過ごす ◆

 ―コロナ終息の夏の日々一
 コロナ感染も一段落して、夏の行事もコロナ前のように再開出来るようになりました。真理学園幼稚園では年長児の「お泊まり保育」を、神田寺幼稚園では「夏のお楽しみ会Jを実施しました。いずれも、肝試しや花火を楽しんだり、「お泊まり保育」ではカレーを食べたり、みんなで一緒に寝たり、朝の散歩をしたりなど、暑い夏でしたが、友だちとの関係を深め、忘れられない夏の思い出を作りました。

   △水遊びも楽しみました            △本当に怖い肝試しでした
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◆ 彼 岸 会/神田寺会堂で再開 ◆
 9月23日の「秋・彼岸会」から、神田寺会堂での全体法要を再開しました。約4年、自由墓参や、西墓地別院での分散型法要で実施してきましたが、檀信徒の方々に集まっていただき、顔を合わせての法要が行なえたことは、大変意義深いことでした。
 当日は、10時と12時の2回法要を行ないましたが、2回合計で約150人の皆さんに参列していただき、l0時の法要では総代の方の紹介もすることが出来ました。
 墓地までのバス送迎、お寿司の配布など、久しぶりの「お彼岸」に戸惑う場面もありましたが、楽しい一日となりました。

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<真理ニュース>
◆年末・年始
  神田寺事務所の業務は、年末は12月27日まで、年始1月5日よりとなります。

◆修 正 会
 1月1日(月)午後2時より、神田寺会堂で行ないます。
 新年の平和と安寧をともにお祈りします。どなたでも参加出来ますので是非お誘い合わせてご参加下さい。

◆彼 岸 会
  春のお彼岸は、 3月20日(水)に実施します。開催方法は、秋の彼岸会と同じく、神田寺で午前10時と12時の2回の法要を行ない、バスで墓地までお送り致します。今回も、お塔婆は事前にお申込み頂き、出欠もお知らせ頂くことになります。後日、またご案内申し上げます。

◆真理舎の会
 12月8日(金)午後1時30分~ 3時神田寺仏間にて(兼・成道会)
 2月9日(金)午後1時30分~ 3時神田寺仏間にて(兼・涅槃会)
 4月12日(金)午後1時30分~ 3時神田寺仏間にて(兼・降誕会)
  ※ 「仏教勤行式」による読経、法句経講話、および懇談会を行ないます。

◆コロナが落ち着くかわりに、悲劇的な戦争が世界各地でおこっています。新しい年が、悲しむ人のない、平和な年となることを、心から祈っています

発行済の真理通信(PDF版)

・令和5年(第111~112号).pdf へのリン

・令和4年(第108~110号).pdf へのリンク


・令和3年(第105~107号).pdf へのリンク

・令和2~3年(第102~104号).pdf へのリンク

・平成31~令和元年(第99~101号).pdf へのリンク

・平成30年(第96~98号).pdf へのリンク

・平成29年(第93~95号).pdf へのリンク

・平成28年(第90~92号).pdf へのリンク

・平成27年(第87~89号).pdf へのリンク

・平成26年(第84~86号).pdf へのリンク

・平成25年(第81~83号).pdf へのリンク

・平成24年度(第78~80号).pdf へのリンク

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