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03-3251-8683

〒101-0021 東京都千代田区外神田3-4-10

 
 第120号 令和8年(2026年)3月1日発行
発行所 真理舎 〒101-0021 東京都千代田区外神田3丁目4番10号 ℡03-3251-8683 FAX03-3251-8684
年3回( 3・9・12月)発行 非売品(本誌の配布にご協力いただければ幸いです)



わき目もふらず  華(はな)をつみ集むる

かかる人をば  死はともない去る

まこと  眠りにおちたる

村をおし漂(なが)す  暴流(おおみず)のごとく

           (法句経 47)



新・法句経講義 76◇

 <※ 「新・法句経講義」は、巻頭ページ掲載の法句経について解説しています。>

 災害つづきの日本列島、今年こそ、どこにも災害被害のないことを望むばかりですが、それは誰にも予測のできないことです。
 インドも災害の多い国です。特に洪水の被害が多い国です。インダス河、ガンジス河をはじめ、多くの河川が国中を流れています。昔は、護岸工事もほとんどされていなかったので、被害は相当広範囲に広がったはずです。
 一夜の洪水で、何百、何千の人々が押し流され、命を失っていく、そんな場面をお釈迦様も目撃されたかも知れません。法句経が、インドの日常生活の実態から生まれた経典であると言われるゆえんです。
 わき目もふらず、日常の雑事に追いまくられる人々、どこにでもある風景です。そうした人々は、自分の死がやってきても気づこうともしない、目の前の欲望に没入して、自分の命の置かれている状況を知ろうともしない。お釈迦様はすべての生命が、限られた時間のなかで生きていることに気づけと警告を発しておられます。突然の死が来る前に、自らを整えよと訴えられているのです。


仏教豆知識 95

         神通力

http://www.kandadera.org/rogo/v5_lin063.gif 神通力(じんつうりき)というのは、超自然的な力という意味で一般的に使われるものですが、仏教的にも重要な意味があります。もともとお釈迦様には大変な神通力があってそれに憧れて弟子になった人もいたと言われます。でもお釈迦様は、それは修行の副産物であって、けして多用してはいけないと諭しておられます。
 神通力には六種あって、どこへでも行けたり、何でも見通したり、すべての声が聞こえたり、他人の心が知れたり、すべての過去を知れたり、悟りに達する力を持ったりすると言われます。特に最後の「漏尽通」(ろじんつう)は最終日標で、それを得ることで仏になれると言われます。


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<主管所感>
 気を整える
                  
                           友松浩志
 
人の気分は、いつも揺れ動くものだ。気分のいい朝もあれば、うっとうしい朝もある。少し考えると、気分のいい朝はその日に何か楽しいこと(?)、というか気楽に過ごせる何かがある日で、うっとうしい朝は、会いたくない人に会う日だったり、やりたくない仕事をする日だったりする。
 人は、いつも気分がいい訳ではない。いつもいい人でいられる訳ではない。それを承知で人は生きている。特に夫婦をやっている(やってきた)人は、それを嫌になるくらい思い知っている。相手がいい気分でいる日(朝)は、こっちも気分がいい。それが最悪の日は、こっちも最悪になる。バタンとドアをしめて出かけることもあるだろう。そのうえ、職場についたら、上司の気分まで悪くて注意を受けたり、お客にクレームなど言われれば地獄の一日になる。
 言いたいことは、「気」のことである。人は「気」で生きている。「大気」にかこまれ「空気」を吸って生きている。そのうえ「気力」で生きている。九十年以上生きている人は、生きる「気力」を持っている。「気力」がなくなったら終わりである。趣味のゴルフも、「気力」がなくなったら止めた方がいい。やる気のなくなったラーメン屋がおいしい訳がない。
 生きるというのは、「気」で生きるということである。「気」を整えることで、その人の生き方が変わる。どう整えるかは、それぞれその人の判断、好き嫌いでよいと思うが、単なる「気分」に引きずられてはいけないと思う。
 最近、少し「気分」が悪いと、心療内科で「鬱病」と診断されるが、「鬱病」が発見される前から「気分」が悪い人はたくさんいたはずだ。薬で治療することも、人によっては大切だが、「気」をコントロールすることに目を向ければ、自分で出来ることもたくさんある。毎朝の体操、日標をたてた散歩、読書の習慣、などなど。毎朝の読経、写経なども気の鍛練には最適だと思う。
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 新年 修正会  ◆
 新年の平安を祈る修正会(しゅしょうえ)、今年は神田寺の仏間で行ないました。元日の午後2時、参加者全員で神田寺の仏教勤行式で読経、新年の幸せをそれぞれに祈願しました。
 法要のあと、ひとりひとり今年の抱負を発表。皆さん自身の健康、家族の平安が第一ですが、そのうえで、年齢を問わずこれからの人生何をなすべきか、真剣な思いを語り合いました。お菓子やお茶での懇談でしたが、元日の楽しい集いとなりました。



空気の探究あそび 

 東京都が推進する乳幼児の探究心を育てる「すくわくプログラム」。
当園は一昨年から参加していますが、今年は「空気」をテーマに一年間
取り組んできました。目に見えないけれど無くてはならない「空気」。
「空気はどこにあるんだろう」「空気ってどんな形?」等あそびながら
気づき、親しむ活動を展開してきました。
 特にあそびでは、風船、紙飛行機、たこ上げ、ボールあそび等を取り
上げ、空気のさまざまな形、性格などを、自然な活動のなかに発見して
いくことが出来ました。



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真理ニュース >


◆彼岸会; 春の彼岸会は、例年と同じかたちで実施します。
 ①法要参加 3月20日(金)午前10時・午後1時に、神田寺会堂で法要を行ないます。
 ・法要に参加される方は、同封の申込みハガキでお知らせ下さい。
 ・神田寺で法要と法話があります。お土産のお寿司の配布があります。
 ・両墓地まで、大型バスでお送りします。(予定2台)
 ・当日は両墓地で、読経も随時行ないます。
②塔婆供養 同封のハガキ(春彼岸会塔婆供養申込書)で、事前に受付けます。
 ・先祖供養塔婆は、1本:3000円です。
 ・戒名を入れた個別供養塔婆をご希望の方は、別途官製はがきでお申込み下さい。
  (個別供養塔婆は1本:4000円です。)
 ・お支払いは当日か、同封の振込用紙をご利用下さい。(手数料なし)
③墓地管理費も、同封の振替用紙でご送金頂くか、墓地でお支払い下さい。

◆小規模保育; 真理学園幼稚園の小規模保育は、 4月1日(水)より開始します。

◆入 園 式; 神田寺幼稚園・真理学園幼稚園とも、 3日(金)に行ないます。

◆始 業 式; 神田寺幼稚園・真理学園幼稚園とも、 6日(月)に行ないます。

◆花まつり; お釈迦様の生誕をお祝いする「花まつり」は、本年も白象パレードなどは行わず、 8日(水)に、
 玄関に花御堂をお飾りします。自由に灌仏(お釈迦様の像に甘茶をかけること)が出来ます。

◆神田寺幼稚園で、4月より週2回・全員給食を実施することになりました。献立や食材への注意の行き届いた給食会社
 に依頼し、またこれまでの手作りのお弁当の良さも大切にしながら、昼食の時間を考えていきたいと思います。

◆主管の長男・友松円理氏が昨年末、大本山増上寺の加行を成満され、浄土宗の僧侶資格を取得されました。現在はまだ
 大学在学中ですが、4月から神田寺を支える僧侶として活躍される予定です。

◆社会状況、国際状況に呼応するように、政治の状況も新たな体制になりました。AIの普及によって何が真実か判断
 
しにくい世の中になっています。何事もじっくりと自分の頭で考えることが、やはりどんな時代にも必要なことだと
 
つくづく思います。

発行済の真理通信(PDF版)

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